ヘアオイルとヘアミルクの違い|両方つければ正解?選び方と使う順番

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J’sの森泉です。

ヘアオイルを探していたら、同じシリーズにヘアミルクもある。
「どっちを買えばいいの?」「両方つけたら、もっとキレイになる?」と迷いますよね。

先に答えると、両方つけることが正解とは限りません。 まずは、どんな仕上がりにしたいか。
そこから選ぶと、ずっとわかりやすくなります。

今回は、洗い流さないヘアケアとして使うオイルとミルクを中心に整理します。
スタイリング専用など、用途が違う製品もあるので、最後は手元の製品の説明を確認してくださいね。

まずは「中身」と「使った感じ」の違い

ヘアオイルは、一般に油性成分を中心にした製品。植物油を思い浮かべるかもしれませんが、シリコーンなどを使って、伸ばしやすさや指通りを整える製品もあります。「オイル=天然の油だけ」ではないんです。

ヘアミルクは、一般に水と油性成分を混ぜ合わせ、乳液のように使いやすくした製品です。
この混ぜ合わせる仕組みを「乳化」と呼びます。
ミルクにも油性成分が入っている、というところがポイントですね。花王:剤型の解説

比べるところヘアオイルヘアミルク
中身の基本油性成分が中心水と油性成分を乳化
選ぶときの入口ツヤ・指通りを整えたいうるおい感・柔らかさがほしい
仕上がり軽いものから重めまである軽いものからしっとりまである
使うタイミング製品の使用方法で確認製品の使用方法で確認

これは選び始めるための目安です。「オイルは必ず重い」「ミルクなら必ず軽い」という表ではありません。

「オイルは外側、ミルクは内側」だけで覚えない

この説明、イメージしやすいですよね。ただ、きっちり分けすぎると、実際の製品とは合わないことがあります。

例えば、ミルボンのオイルには、毛髪補修成分を配合した製品があります。
ミルクにも複数のオイルを配合した製品があります。
どこに、どんな働きをするかは、オイルかミルクかという名前だけでは決められません。
ミルボン:オイルとミルクの解説・製品例

「オイルは蓋だけだから補修できない」「ミルクなら全部、髪の奥まで入る」とは覚えないでくださいね。
美容師側も、剤型と配合成分の働きは分けて説明したいところです。

迷ったら、どんな手触りにしたいかを考える

ツヤや指通りを整えたいなら、オイルを候補に。しっとりした感じや柔らかさを求めるなら、ミルクを候補にしてみましょう。

ただし、これは入口です。髪が細いからミルク一択、硬いからオイル一択、という選び方にはしません。
同じオイルでも、さらっと仕上がるものと、まとまりを重視したものがあります。

メーカーの比較でも、同じシリーズのオイルとミルクで仕上がりの設計が違います。タマリスのヒートプレックスでは、オイルはさらさらした質感、ミルクはしなやかで柔らかな質感として紹介されています。
これはその製品の特徴で、すべてのオイル・ミルクに当てはめる話ではありません。タマリス:公式製品資料

私なら、「今よりツヤがほしい」「毛先が硬く感じる」「しっとりさせたいけど、ぺたんこは嫌」といった好みを、まず整理してもらいたいです。商品名を決めるより、相談がしやすくなりますよ。

両方つける前に、まず1本で確認

いきなり2本そろえる前に、選んだ1本を使用方法に沿って使ってみましょう。乾かした後、指通りや毛先のまとまりを確認します。

十分に好みの仕上がりなら、無理にもう1本増やさなくても大丈夫。物足りないところがあるときに、量の調整や併用を考える、という順番です。

つけた直後だけでなく、乾かしてからの重さや、翌朝の扱いやすさまで見てみると、自分の好みがつかみやすいと思います。「もう少し足したい」のか「少し重かった」のか、一度に変えるものを減らすと判断しやすいですね。

併用の順番は、製品によって違います

「ミルクをつけてから、オイルで蓋」と、すべて同じ手順にするのはおすすめしません。

例えば花王のメルトでは、タオルドライ後にミルクをつけ、乾かす途中でオイルを追加する案内です。一方、タマリスのヒートプレックスでは、対象のミルクとオイルを重ねたり、手のひらで混ぜたりする使い方も案内されています。花王:メルトの併用方法、タマリス:併用方法

どちらも、その製品同士の使い方です。別の商品を自由に混ぜてよい、という意味ではありません。
使うタイミング、量、併用の案内は、手元の製品で確認しましょう。

つける量と場所も、仕上がりを左右する

一般的な洗い流さないケアでは、推奨量を確認し、手のひらに広げて中間から毛先を中心になじませます。
根元へのつけすぎには注意してください。ミルボン:塗布方法

「ロングなら何プッシュ」と一律には言えません。ポンプから出る量も製品で違います。多くつけるほど良いと考えず、説明に沿って量を調整しましょう。頭皮用など、用途が違う製品はその案内を優先してくださいね。

買う前に、この3つをチェック

  1. 欲しい仕上がりは? ツヤ、指通り、しっとり感、柔らかさ。
  2. いつ使う製品? タオルドライ後、乾いた髪、スタイリングの仕上げ。
  3. 使用量と併用方法は? ラベルやメーカーの案内を確認。

オイルとミルク、どちらが上という話ではありません。両方買うかを考える前に、自分に合う1本を見つける。 ここから始めると、毎日のケアもシンプルになります。

選ぶのに迷ったら、今使っている製品と「こう仕上げたい」を一緒に教えてください。
J’sで相談するときも、それがあると話が伝わりやすいですよ。