髪質改善でクセは伸びる?縮毛矯正との違いを解説

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J’sの森泉です。

「髪質改善と縮毛矯正、どっちで予約すればいいんだろう?」

メニューを見て、ここで迷うことはありませんか?
どちらもツヤツヤの仕上がり写真が載っていると、違いが分かりにくいですよね。

私から先にお伝えしたいのは、「髪質改善」という名前だけでは、何をする施術なのか決められないということです。

クセを伸ばすのか。手触りやまとまりを整えるのか。まずは、そこを分けて考えてみましょう。

「髪質改善」は、一つの施術名とは限りません

髪質改善という言葉は、お店によって使い方が違います。
トリートメントを中心にしたメニューもあれば、酸や熱を使うケア、縮毛矯正を含むメニューもあります。

メーカーが紹介する髪質改善サロンの事例でも、縮毛矯正とトリートメントが扱われています。
「髪質改善と書いてあるから、縮毛矯正ではない」とも言えないんです。アリミノ:髪質改善サロンの施術事例

看板が同じでも、中のメニューが同じとは限らない。 そんなイメージです。

なので、「髪質改善は全部トリートメント」「全部クセが伸びる」のどちらも、ひとまとめにはできません。

比べるなら、目的と中身です

ここでは、縮毛矯正と、主に手触りやまとまりを整えるケア系メニューを比べます。
髪質改善全体を、無理に二つへ分ける表ではありません。

比べるところ縮毛矯正ケア系の髪質改善
主な目的クセの形を変える手触り・まとまりなどを整える
方法一般に薬剤とアイロンなどを使う成分や工程は製品・メニューによる
クセへの働きクセを伸ばすことを目的にする縮毛矯正と同じ効果とは限らない
お手入れ根元の伸びや髪の状態に合わせて相談持続やホームケアをメニューごとに確認
髪への負担薬剤・熱・髪の履歴などで変わる名前だけでは大小を判断できない

「どっちが上?」より、何を変えたいかに、施術の内容が合っているかを見ると選びやすくなります。

縮毛矯正は、髪の形にアプローチします

一般的な縮毛矯正では、1剤の還元剤で、髪の内部にある結合の一部を切ります。
その後、薬剤をすすぎ、乾かしてアイロンなどで形を整え、2剤の酸化剤で再結合させます。

ここでいう結合は、髪をつくるタンパク質どうしをつなぐ「シスチン結合」
髪の毛そのものを切る、という話ではありません。

つながりの一部をいったんほどいて、形を整えてからつなぎ直す。 基本の考え方は、そんなイメージです。
実際には、薬剤と熱、髪の状態などが組み合わさる施術なので、図のように単純な作業ではありません。
日本パーマネントウェーブ液工業組合:メカニズム、ミルボン:縮毛矯正の工程を含む研究資料

トリートメントで、クセまで真っ直ぐになる?

トリートメントには、指通りやまとまりを整えるものがあります。熱を利用して、うねりや広がりに働きかける製品もあります。

たとえばメーカー資料には、毛髪の形状ケアを行うシステムトリートメントや、繰り返し使って扱いやすくするケアの説明があります。「ケアでは形に一切働きかけない」と言うのも、言いすぎです。
資生堂プロフェッショナル:サロンソリューション、ミルボン:ヒートメモリーケア

ただ、それを「縮毛矯正と同じように、どんなクセでも伸びる」と置き換えることはできません。
どこまで変わるか、洗髪した後はどうか、毎朝のブローやアイロンが必要か。ここを確認してくださいね。

手触りがなめらかになることと、クセを伸ばすことは別。
両方が変わる場合もありますが、見た目のツヤだけでは、何が変わったのか判断できません。

「酸性だから傷まない」も、名前だけでは決められません

酸性、弱酸性、トリートメント。優しそうな言葉が並ぶと、負担もないように感じますよね。

でも、酸性・弱酸性の製品にも、還元成分を含むものがあります。
実際のメーカー資料でも、弱酸性領域の薬剤にシステアミンやシステインなどの成分が示されています。
アリミノ:クオラインの弱酸性アイテム

これは「酸性の施術は悪い」という意味ではありません。
pHだけで、施術の働きや負担を決めつけないという話です。

薬剤の処方、温度、時間、塗る範囲、髪の扱い方。それから、今までのブリーチ・カラー・矯正の履歴も大切です。「ツヤがあるからダメージゼロ」とも判断できません。

予約する前に、この3つを聞いてみてください

  1. 「この髪質改善には、縮毛矯正の工程が含まれますか?」
  2. 「私のクセは、どこまで変わる見込みですか?」
  3. 「シャンプーした後のお手入れは、どうなりますか?」

クセを伸ばしたいなら、まず縮毛矯正の適否を相談。
手触りやまとまりが気になるなら、ケアの内容を相談。両方なら、組み合わせを考えることもあります。

ただし、髪の状態によっては、希望する施術を見送る場合もあります。
以前の施術は、自宅でのカラーも含めて聞かせてください。

メニュー名を全部覚えてから来なくても大丈夫です。

「何を変えたいか」と「毎朝どんなところで困っているか」まずはそこから、J’sでも一緒に考えていきましょう。
って言いながらJ’sでは髪質改善というメニューはございません!(笑)

※イラストは仕組みと選び方の概念図です。特定の製品や施術の効果を保証するものではありません。