天然物と化合物

独歩

どーも、おはこんばんにちは。

J’sの森泉です。

今年もあと1ヵ月ほど。

今年は29日(誕生日)まで営業してます。

12月1日はJ’sの12回目の誕生日。

干支が1周。感慨深いです。

12月の土日の予約がボチボチと埋まり始めてきてるので土日に予約したい方はお早めに。

 

今日のお話は「天然物と化合物」

 

リスペクツの商品を製造してくれているオレンジコスメというメーカーの社長の松下さんが非常に分かりやすい記事を書いてたので、かいつまんでお話をしていこうと思います。

 

近頃はオーガニックや天然素材が目を惹く時代になってきましたね。

美容品でも目にする機会がとても増えました。

先日、紹介したヘナも100%天然のモノ。

でも、天然だから良いと云うのは少し早計なんです。

美容師も消費者も高級アルコール系、石油系、天然由来、天然100%、無添加、◯◯フリー、オーガニックに踊らされてます。

 

皆さんは石油のカテゴリーをどちらに分けますか?

化合物?天然物?

ほとんどの人は化合物のカテゴリーに当てはめると思います。

でも、石油って…天然物なんですよ。

アミノ酸のほとんども石油から作られています。

高級アルコールもヤシ油から作られてる。

ラウリル硫酸ナトリウムもそう。

硫酸が入ってるから絶対に化合物!!

いいえ、これはオーガニックに分類できてしまうんです。

少し脱線しますけど、シリコンも髪に悪い!!

皆さんの髪に使われてるのはシリコンではなく、シリコーン。

シリコンは自然界に存在するもので作られますが、シリコーンは合成樹脂。

でもね、シリコーンは僕らの生活環境になくてはならない存在にまでなってます。

 

僕は天然だから、合成だから良いと云う考えは基本的にしていません。

もちろん、アレルギー体質などで天然だから恩恵を受けると云う人もたくさんいます。

 

素材だけを見るのであれば、職人は要らないんです。

天然物でも化合物でも議論するのは結構ですけど、何を以って天然なのか?天然由来なのか?化合物なのか?を理解をした上でどれを使えば高いパフォーマンスを発揮できるのか。

これに尽きるんですよね。

 

あまり、アレはダメ、コレはイイと拘りすぎると視野が狭くなって灯台下暗しになってしまいます。

何よりも疲れませんか?(笑)

 

原料、成分表どうこうより、出来上がった製品を評価すればいいんです。